2026-06

総論第2部

4.9 ガソリン(少子化対策)だけを注いでも、エンジン(若年者の生活基盤)が錆びていたら出生率は上昇しない

自動車は、ガソリンがあるだけでは走りません。ピストンを動かす「エンジン(心臓部)」そのものが正常に機能していなければ、前に進みません。今の少子化対策で起きているのは、まさにこの状態です。 政府は「ガソリン(予算)を過去最高に注入しました!」とアピールしていますが、肝心の経済的・時間的ゆとりを実現する「若年者の生活基盤」というエンジンが錆びついていて、出生率上昇にむかった動きが鈍いというのが現実です。
総論第2部

4.8介護産業の労働生産性向上の根幹は何か

なぜ介護産業では賃金が低いかというと、それは労働生産性が低いことに起因します。今回の投稿では、介護産業の低賃金構造を打破して労働生産性向上を実現するためにはどうしたらよいか、労働生産性向上の根幹は何か、について議論したいと思います。
総論第2部

4.7日本の介護保険制度の現状と課題(3つの特徴と2つの問題点)

日本の高齢化社会への本格的突入を前に、2000年に介護保険制度が導入されました。本制度は、現実の運用状況を反映した3年に一度の改革を繰り返しながら現在に至っています。制度創設から4半世紀(25年)の歳月を経た介護保険制度の現状について、その特徴を3点、主な問題点を2つに分けて解説します。
総論第2部

4.6引退世代の年金給付増と年金財政の健全化を両立させる条件は何でしょうか。

高齢者ができるだけ安心して老後生活が送れるように、その経済的カナメとなる年金給付額を着実に増加させながら、年金財政の健全性を担保する条件は何かについて、今回の投稿では議論します。